鳥インフルエンザのニュースを見ると大変なことになってますよね。
2014年4月に熊本で鳥インフルエンザに感染したニワトリが確認され、飼育されていた11万2千羽が殺処分されました。
伊勢神宮 内宮 – Naiku of Ise Grand Shrine // 2010.02.12 – 11 / Tamago Moffle
鳥インフルエンザが流行ると、私たちの暮らしにどんな影響があるのでしょうか?
鳥インフルエンザはどこから日本にやって来るのか?
鳥インフルエンザの被害といえば、2010年から2011年にかけて全国9県24養鶏場で、およそ183万羽が処分されたN5H1型の大流行がありました。
ウイルスを日本へ運んでくるのは渡り鳥と見られています。
種類によって違いはありますが、渡り鳥が1日に飛ぶ距離は数十kmから数百kmです。
韓国、中国、そしてインドネシア方面からも渡り鳥はやってきます!
鳥インフルエンザと聞くと、心配になるのが人にうつるかどうか。
N5H1型は人にはうつらないです。
鶏肉や卵は普段通りに食べてもいい?
H5N1ウイルスに感染した鶏肉などは、市場に流通することはありません。
ただ、心配な人は加熱してから食べれば問題無いです。食品の中心部が70℃以上になるように加熱してください。
鳥を飼ってる場合はどうしたらいい?
外に出さないように!
野鳥に近づけないこと!
鳥かごをこまめに掃除して、フンはすぐに片付けましょう。
こうしたことを気を付ければ心配し過ぎる必要はありません。
人に感染する鳥インフルエンザ「H7N9型」
ただ、心配なことがあります。
現在、中国で猛威を振っているのがH7N9型というウイルスです。
H7N9型について詳しくは、こちら「鳥インフルエンザ H7N9型とは」←をご覧ください。
これは人に感染し、少なくとも50人以上が亡くなっています。
H7N9型は弱毒性で鳥には何の異常も見られないので、知らない間に人が感染してしまいます。
中国など、アジア方面に行く人は、インフルエンザ対策と同じ「手洗い」「うがい」を徹底してください。