心臓突然死とは?原因と予防法はこれ

冬に起こりやすい病気と聞くと、まず心筋梗塞を思い浮かべると思います。心筋梗塞というのは、それだけで直接死に結びつくものではなく、適切な処置をすれば助かる可能性がある病気なんです。

しかし、心筋梗塞がきっかけとなり、心室細動という状態を引き起こすと、数分で体中の機能が停止し、死に至らしめる心臓突然死となってしまいます。

今回は、心臓突然死の予防法についてご紹介します。

心臓突然死とは

ある日ある時、まさに突然に起こります。

単なる心筋梗塞でなく、もう一歩進んだ「心室細動」によって起こるのです。

まず、突然死の定義は「症状があらわれてから24時間以内の予期しない内因死」

その原因が心臓にある場合、心臓突然死と呼びます。

心室細動とは

まず、心臓の冠動脈という重要な血管にプラークと呼ばれるコブのようなものが出来て血管を詰まらせます。これが心筋梗塞です。

これに、心臓がけいれんを起こし、血液を送り出すことが出来なくなる状態、これが心室細動で、この状態になると、ほとんどの場合、助かる見込みはありません。

心筋梗塞から心室細動を起こす確率はどのくらいかというと、約40%です。

その4割の人は、病院に搬送されるまでに亡くなってしまいます。

心室細動が起こったら心肺蘇生やAEDなどの救命措置が

shinpai_AED

1分遅れるごとに10%ずつ救命率が下がると言われています。

心臓突然死は年間約6万人

現在、日本では年間で約6万人が心臓突然死で亡くなっています。1日約160人です。

男性の方がなる確率が高いです。

動脈硬化年齢

  • 男性=45歳以上
  • 女性=55歳以上

血管が固くなる年齢です。

女性の場合は、女性ホルモンが出ている間は血液の循環を促してくれるので問題は無いんですが、閉経後に女性ホルモンが減少するとともに女性も男性と同じように心筋梗塞・心臓突然死が起こります。

心筋梗塞になった人でも、治療して、元気になり、元の生活に戻る人もたくさんいます。そう考えると、みんながみんな、心室細動になるわけではないということですよね。

心筋梗塞になった人が、心室細動を起こすには他の因子があるわけです。

他の因子?いったいなんなのでしょうか。

心臓突然死の原因

心臓突然死が起こりやすいタイミングは

  • 1日のうち・・・・午前6時から正午
  • 1週間のうち・・・・土曜日~月曜日
  • 1か月のうち・・・第1週
  • 1年のうち・・・冬(12月~1月)

という特徴があります。

朝起きた時や、週の始めなど、「変わり目」の時ですよね。

交感神経が活発になる時が、心臓突然死が多いのです。

心臓突然死の7割自宅で起きると言われていて、朝会社に行く前など、交感神経に切り替わって心臓が興奮状態にあることが原因とされています。

心臓突然死を起こすのは、あるものが不足することが大きな要因なんです。

その「あるもの」とは?

水分です。冬は喉の渇きを感じることが少なく、どうしても水分が不足に。水分を摂らないと、血小板が固まりやすくなり、血液がドロドロになってしまうんです。

心臓突然死を防ぐには「水分」と「マグネシウム」

プラークの周りで血小板が固まった状態になっても、水分を摂ることで、水分が固まった血小板を洗い流してくれます。

お酒を飲む時は脱水症状になりやすいので、水を飲むようにしてください。寝ている時もほとんど水分を摂らないので、夜中にトイレに起きた時などに摂るようにしてください。

マグネシウムは、血液中のカルシウムを調節して血小板の凝集を防ぐ働きがあります。

マグネシウムが不足すると「こむら返り」が起こるようになります。

こむら返りは、筋肉のけいれんです。それが、同じように心臓でも起こるんです。

マグネシウムを豊富に含む食品

  • 豆腐
  • 納豆
  • 玄米
  • にがり
  • 落花生
  • 海苔
  • ひじき
  • アーモンド

効果は数か月先なので、根気よく摂り続けることが大事です。

水分、マグネシウムで血をサラサラにしておくこと。
交感神経の緊張を生むストレスや興奮状態をできるだけ避けること。

これからの季節、十分にご注意を!

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